- 星野ヴァイオリン・ピアノ教室
弓の毛と弦の張り替え
皆さん、こん○○は。
先日、ある生徒さんと話をしていたら、
楽器を買ってから、一度も弓の毛を替えた事がない、と話していました。
これが1から私が教えている生徒でしたら、そんな事は無いのですが、
その方は他所から移って来た人で、かつ結構弾ける方なので、
そんな事はとっくに分かっていると思い、
私もこれまで何も言わなかったのですが、
ふとした話の流れから、その事が判明し、
『もしや弦も?』と聞くと、こちらも切れた物以外は替えた事が無いそうでした。
音大時代の同級生にも、同じく弓の毛を替えた事が無い人がいて、
皆んなでビックリした事があるのですが、
こう言う事って、教わっていないと、知らないままだったりするんですね。
そこは指導者の責任問題でもあると思うので、
今後は気を付けたいと思います。
弓の毛も、弦も消耗品ですから、古くなったら取り替えましょう。
目安ですが、弓の毛は一年に一回。
弦は半年に一回(年二回)といったところでしょうか。
私が学生だった頃は、弓は半年に一回、弦は三ヶ月に一回替えていましたが、
今はそこまでの頻度では弾かないので、もう少し長めのスパンです。(笑)
以前勤めていた音楽教室の店長さんが、
「備品の弓、だいぶ古くなったので、全部新品と交換します」
と言ってて、ビックリしたのですが、
弓の木の部分はそんなに悪くなる物ではないので、
毛の部分だけ交換すれば良いのです。
それを弓そのものを全部取り替えるって、
どんだけ金持ちなんだよ!?って思いました。(笑)
是非皆さんも、定期的に弓の毛や弦は替えて下さいね。
また、その際ついでに楽器の点検もしてもらうと、
より安心です。